ルアンパバーンで感じた「能動的」なアクションの大事さを感じたエピソード
重い荷物を持ちすぎて肩が崩壊しそう。たくしです。
久しぶりの海外生活も明日で終りを迎えるので、ちょっとノスタルジックにもなっていながらも日本食が恋しいです。
さてさて今回はラオスでの一コマを紹介というか、そこから感じたことを紹介できたらなと思います。
プーシーの丘でのこと
ラオスのルアンパバーンに行くと多くの人が訪れるスポットに「プーシーの丘」があります。街の中心地にありながら、夕日を眺めるために観光客が大集合です。
日が沈む頃には観光客でパンパンとなっていて、カメラを一斉に構えてパシャパシャタイム。
日が沈んだらもうこのスポットの役割は終わりと思いきや、日が沈んだあとも一部の人は残っています。
なんでかというと、一部の人がルアンパバーンの子供たちに質問攻めにあっているからです。
実はルアンパバーンの子供たちは外国人とコミュニケーションを取るために「プーシーの丘」に訪れています。
英語が話せそうな人を見つけては話しかけに行き、見つけては話しかけに行くを繰り返しています。
そこで、欧米人に声をかけている人が多い中、なぜか自分も声をかけられました。絶対的な中国顔の自分が。
ラオス「どっから来たの?」
自分「日本だよ!」
ラオス「日本か!最近、日本からくる人多いよ!」
自分「日本のイメージは?」
ラオス「ドラゴンボール!笑」←アニメやってるっぽい
みたいな会話をしながら、中学生みたいなグループと話し倒してました。
逆に「なんでここきてんの?」と聞いてみると「英語の練習しに来てる!」とかいうなかなか聞かないフレーズが。
「学校で勉強するよりここに来る人と話す方が勉強になるんだよ!だって語学だもん!」とのこと。
その子達から言わせれば”英語は語学だから話せなければ意味がない”らしい。
- 「学校では”座学もちゃんとしなさい”と言われるけど、こっちのほうが勉強できるし、人と話すから楽しいよ!」
- 「家で勉強するくらいならこっちにきて、しゃべっている方が確実に勉強になると思った!」
- 「普通に生活しても外国人と話す機会なんてないから開国人が集まりそうなプーシーの丘にほぼ毎日来てる!」
なんて言うか、学校だけで学んでいるものだけではなく自ら学びに行くという発想が意識高いし、この姿勢大事だなと思いながら結構話し込んでいました。
それからも将来の夢の話とか、W杯の話とか一通りして、Facebookを交換して連絡先を交換しておきました。一気にラオス人の友達が4人くらい増えましたw
これ日本ではあまり考えられないなってのが率直な感想でした。 学校の英語じゃ勉強にならないから外国人が来そうな観光スポットに行って自ら話に行くということはなかなか日本人にはできないことかもしれません。
ラオス人との会話でも出てきましたが、自ら動いたほうが圧倒的に面白いことや面白い情報は手に入りやすいです。
「能動的」であることの素晴らしさ。
情報に例えて話すと、 今は世の中が便利になってあらゆる情報がスマートフォンやテレビで手に入ります。正直、家で寝そべってお菓子を食べながらでも情報は手に入ります。
しかし、こういった情報は同様にアクションを起こさない人にも配信されている情報であるため、価値の低い情報が多いです。
プーシーの丘で会って話したラオス人は「学校で教えてもらうことにそこまで”価値”を見いだせない。だってみんな知ってることだもん。」と言ってましたが、典型的にこの例かと思っています。
情報に価値を感じる知的好奇心を感じるのであれば、自ら動いてみて自分の興味ある分野に関して、与えられているだけでなく、求めに行くことでより価値が高く面白い情報を得ることができます。
世に言う「インフルエンサー」という人々も「人に会いにいく」とか「気になる場所に行ってみる」とか能動的に動くことが普通となっています。
知的好奇心が強い人が多いのか分かりませんが、好奇心に従って求めるもののために能動的にアクションを起こす。
これがルアンパバーンの子供たちにとっては普通になりつつあります。こっちのほうがよっぽど優秀だなと。
日本でこれができるのはかなり少数な気がします。時間やお金などの兼ね合いがありますが、少なくとも自分が好きなものにくらい能動的に動こうぜって話です
旅行が趣味なら、写真展に行って見るもよし、自分の行きたいところに足を運んで見るもよし。
少なくとも自分で考えて行った行為は自分にとってプラスの影響を与えてくれます。
もし、今真剣に取り組んでいるものややってみたいことがあるのであれば、考えてアクションを起こしましょう。できるだけ早く。