1ヶ月半の海外ノマドで分かった海外ノマドする上で必要な3つのこと
お試し海外ノマドとして約1ヶ月半ほど、タイとラオスに行っていました。
本格的にノマド生活を送ったのは今回が初めてで無事にノマド童貞を捨ててきました。
学ぶことも辛いことも酸いも甘いも味わってきたおかげで、自分なりに海外ノマドするならこれが大事という点がいくつか分かったので、今回はそれをシェアします。
”旅をする”ではなく”暮らす”視点
今まで短期間の旅をコツコツしてきた自分ですが、それなりに長く海外に滞在していました。滞在期間でいうと、ラオス11日間、タイ32日間といった感じです。
ルート的な話をすれば、バンコク→チェンマイ→ルアンパバーン→チェンマイ→バンコクみたいなルートです。
まぁ、すごい道をバスで移動したり、朝3時に誰もいないバスターミナルに下ろされて雨の中4時間近く待ったり、非日常の中で生活していました。
もちろん、ライター案件などもこなしつつ生活していたため、仕事もしたりして割とエンジョイしました。
余裕で滞在費を超えるくらいは稼ぎましたし、プログラミングや動画制作などの技術なども学びに学んでひたすらインプットしました。
そういう意味ではかなり成長できたし、成長を実感できる機会などもあり、今回の滞在は自分的には成功と言えます。
しかし、一個だけ自分がこれはキツイなと思ったのが、”移動”です。今までの海外生活では”仕事”という概念を持ち歩いていませんでした。
そのため、今まではその制約がない状態での滞在だったので、いくら移動しようが楽しみしかありませんでしたが、今回は仕事の兼ね合いがあります。
納期が迫っていると、その納期と移動日が重なっていると前日までに仕上げなければいけなかったり、移動中に修正案がきたりしたこともありました。
また、自分が行ったことのない土地に行った際は、生活の雰囲気や仕事場となるカフェを探すのにも苦労します。
特にルアンパバーンは情報がなくて、結構苦労しました。新しい土地に慣れることは割と労力が必要ですし、それを繰り返すことになった今回は想像以上に疲労感がありました。
おそらく、自分には世界一周しているバックパッカーのように黙々と移動していくなんて旅は無理でしょうし、どちらかといえばどこか一ヶ所を拠点にしてそこからどこかに移動して戻ってきて、移動して戻ってきてを一定期間繰り返してからまた新しい拠点を探すという方が合っているということを自覚しました。
というより移動ばっかは疲れるから一息ついてから次の場所を目指したい派です。
ある意味でバックパッカーよりノマドワーカー向きでもあるのかなあとも思いましたし、自分なりのライフスタイルを見つけることができたといった感じです。
ライフスタイルは人それぞれなので、かなり分かれるかと思いますが、ノマドするなら
- 積極的に拠点を移す
- 一ヶ所を拠点にしてあまり移動しない
かを自分の私生活を一度考察して判断してから行くと、自分のノマドスタイルを歩めるかと思います。
私生活の譲れない部分を優先する
ノマド生活を送る際に必要なのは、
「旅するより暮らす感覚」
だと個人的には考えています。
その土地の生活に溶け込み、その国の生活リズムや生活環境で暮らすため、日本と異なる部分は必ずあります。
日本より悪い環境で生活することも余儀なくされますが、それがストレスだったりトラブルを起こしてしまうこともあるでしょう。
そのため、自分の私生活の中で「これだけは譲れない!」というポイントを見つけておくとよいです。
何も抵抗がない人はかなりノマド向きかと思いますが、日本の環境に慣れてしまっている人は不便さにイライラする瞬間は必ずあるでしょう。
たとえば、自分の場合は「睡眠」と「Wi-Fi」です。
「睡眠」は寝不足になってしまうと、すぐに体調を崩しやすくなる体質であるため、エアコンが付いていたり、ベッドがちゃんとしていたりするちゃんと睡眠が取れるようなゲストハウスに泊まりました。
「Wi-Fi」に関しても常に連絡は取れる状況でいたいし、なんならゲストハウスで仕事も軽く対応できればいいなと思っていたため、必ずWi-Fiが使えるゲストハウスにいました。
逆に別にそこまでこだわりのないことはあまりストレスにならないため、節約しても時間がかかっても生活に支障はありません。
自分の場合、「食事」のこだわりがないため、美味しいもの食べに行かなきゃみたいな感情は一切なく、「昼夜パンでいいや」みたいな日もありました。
有名なお店にも行きましたが、基本的に屋台飯で満足しちゃうタイプなので食費はあまり使っていません。
あくまで自分の中でこだわるポイントとこだわらないポイントを自分なりにしっかり分けてみると、ノマド生活を送る上での自分の充実したライフスタイルを築くヒントになるでしょう。
自由な生活で何を見出すか
「ノマド生活をしよう」と考える人は”海外での生活が好きな人”か”自由が好きな人”が多いでしょう。
自分は単純に後者です。生粋の自由好きです。なので、ルールが多くて同調する人間が多い日本がたまに生き辛く感じるタイプです。
対して、海外は基本的には自由です。犯罪を起こさず、あまりにも怒られる行為をしなければOKです(ただ、ある程度のルールは守ろうね)。この雰囲気には流されていく位がよいでしょう。
仕事をしない日は徹底的にだらけたっていいですし、仕事をフルでしたい方はフルでする日を設けてもよいでしょう。
ノマドライフはすべてが自由です。その分、すべて自己責任です。
周りにとやかく言われることもないので、昼からビールを飲んでも良いです。全ての決定権が自分であるため、自分で生活を作り上げることが魅力と言えるでしょう。
しかし、大事なのはその自由な生活の中で自分が納得する生活が得られるか、納得する発見があるかです。
ただ、生活をして「楽しかった」で終わるのであれば、海外での生活を送る必要はありません。もし、ただ「楽しかった!」で終わるなら、日本の環境の良い生活を送っていたほうがよいでしょう。
自分にとって、日本にはない刺激があるから海外に行くという人が多いと思うので、自分をしっかり見直しその生活で何を得たかを把握してまた、新しいノマドにベクトルを向けるというのが大事でしょう。
今回の旅で自分はスキル、ノマドの感触、ワークバランス、などなどを自分なりに見直してみて、かなり自分の仕事と生活が確立してきたと実感しています。
これはおそらく日本では得られなかったものでしょう。こういったものに磨きをかけながらこれからもノマドチャレンジをしていきたいと思います!