「新卒フリーランスは失敗!?」3年続けて実感したメリットとなる前に準備した方が良い5つのこと
「新卒フリーランス」として仕事を始めて、3年程度が経過しました。おかげさまでなんとか生きています。
最近、ツイッター上で話題になっていた記事がありました。それがコチラ。
同じく「新卒フリーランス」として仕事をしている方の記事です。「月収15~20万円」で働いていて、この人なりの苦労が執筆されています。
ぶっちゃけ「新卒フリーランスしんどいよ!」みたいな感覚になる記事です。
ただ、この記事で「新卒フリーランスなんてクソ喰らえだ!」と思った人はちょっとまった!
「案外悪いものでもないです。」
ただ、「楽したいぜ!」とか「自由に生きたいぜ!」みたいな人は向いてません。絶対失敗します。
実際にそこまでオススメはしません。自分は周りの大人に恵まれていただけで、【運】が強かっただけ。そう思ってます。
今回の記事では、新卒フリーランスとして生きてきた僕個人として、新卒フリーランスに必要な能力や学生の時にしておきたい準備などを紹介します。
- これからなろうとしている人
- 「新卒フリーランス」に憧れを持っている人
はこの記事を読んで、「新卒フリーランス」という道に進むべきかをしっかり考えてみてください。
記事の目次
- 新卒フリーランスのメリット①:若いからこそのチャレンジができる。
- 新卒フリーランスのメリット②:自力で生きる力が勉強できる
- メリットを見て分かること
- 新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと①:稼げるスキルを身につけておく
- 新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと②:クレジットカードを作っておく
- 新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと③:住居は決めておく
- 新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと④:開業届を出しておく
- 新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと⑤:お金を事前に貯めておこう。
- まとめ
新卒フリーランスのメリット①:若いからこそのチャレンジができる。
若いからこそチャレンジできるというのはメリットかと思います。
フリーランスの課題といえば、収入の不安定さが思い浮かぶ人も多いでしょう。
と言うより、そこがネックでフリーランスにならない人も多いはず。
一人で生活していく分には、アルバイトをしながらフリーランスとしての活動を行なっていけば生活費を賄うことができます。
現に僕も学生のときは「d◯sonを売りながらライター」をしてました。
しかし、家族を持ってからフリーランスにチャレンジするとなると、話は別です。かなりリスクは高いと思いますし、それなりに稼げる保証がある状態でなければいけません。
そういった意味では「フリーランス」という働き方自体にも若い方がチャレンジしやすいのかもしれません。
新卒フリーランスのメリット②:自力で生きる力が勉強できる
フリーランスって本当に何から何まで自分でやらなきゃいけなくて。
- 仕事の時間のコントロール
- 必要な書類のチェック/提出
- クライアントとのやりとり
簡単にいえば、会社が組織としてやっていることを一人でやらなければいけません。
ある意味、普通に働いている人には身につかないような能力も身につきます。
その分、死ぬほど忙しいタイミングもありますが、"自分の人生を自分で管理する"という貴重な経験を得られます。
周りの社会人を見ると、自分がどれだけ納税しているのかなども知らない人はいるので、そういった人よりも自分のお金事情は理解できるのではないでしょうか。
メリットを見て分かること
はい。ざっとメリットを紹介しましたが、この2つに共通して言えることが1つだけあります。
怠けたら終わりなことです。
チャレンジするからには成功を求めるだろうし、「チャレンジします」って言ってずっと寝てるバカはいないでしょう。
仕事や書類なども自分で行わなければドンドンと溜まっていきます。
仕事をしなければ貧しくなりますし、年金や税金を払うのを忘れた場合「差し押さえ〜♪」の結末が待ってることも。
そうです。誰も頼れない環境である以上、自分の尻を叩いて、「何が何でもやる!」という気概がなければいけないのです。
周りの友達は遊んでいるかもしれませんが、仕事しなければいけないことも。
お金がなさすぎて絶望することも。
それくらい腹を括ってでもフリーランスになりたい人は、この先の準備の部分を読んでください。
新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと①:稼げるスキルを身につけておく
「新卒フリーランス」ということは学生時代に準備を進めておかなければいけません。
幸いなことに学生時代は比較的時間があります。ライターなりエンジニアなり、稼ぐ力をつけておきましょう。
スキルを身につける方法は様々なあります。
僕はライターが主体なので、仕事始める手順なんかも載せておきますね。
そして、フリーランスにとって重要なのは、「仕事の実績」です。
出来るだけ早めに実績を作っておけば、フリーランスとして独り立ちしても仕事を舞い込んできやすくなります。
スキルが身についたら、「ランサーズ」や「クラウドワークス 」などのクラウドソーシングを活用して、実際に稼ぐ経験をしておきましょう。
上記の経緯をSNSで発信すれば、それだけで仕事が舞い込んでくるかもしれませんね。
あらゆる手を尽くして、試行錯誤してスキルをゲット!しておきましょう。
おそらくこれが絶対条件。
自分の場合、学生の段階で"ライティングだけで10万円"を超えて、これに加えて"バイトで7万円"という稼ぎが出たので、独立しました。
「これならいける!」という感覚を経験しないまま、フリーランスになるのは結構危険かも。。。
新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと②:クレジットカードを作っておく
クレジットカードを持っていない学生も多いかと思いますが、学生のうちに作っておきましょう。クレジットカードを持っていると、確定申告の際にも便利です。
フリーランスになってからは信用が低いため、クレジットカードやローンも通りにくいです。後から作ることは難しいので先に作っておきましょう。
新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと③:住居は決めておく
引っ越し問題もクレジットカードと一緒で審査が通りにくいです。そのため、引っ越ししたいのであれば、学生のうちに引っ越しておくと良いでしょう。
もし、フリーランスになって引っ越したいとなると、めちゃくちゃ稼ぐかシェアハウスかになります。
住居の選択肢が限られてしまうので注意しましょう。
最近だと、多拠点サービスもドンドン出てきているので、そちらを利用しても良いかもしれませんね。
新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと④:開業届を出しておく
開業届は最寄りの税務署に行けばもらえますし、インターネット上でのダウンロードも可能です。
「法律上、事業開始の事実があってから1ヶ月以内に提出すること」が決められていますが、この期間が過ぎたとしても怒られることはないみたいです。
「え!そんなの必要なの?」みたいなケースもあるため、「フリーランス」を名乗っていても開業届を出してない人もいます。
開業届を出す理由としては、「青色申告が可能になるから」という理由が最も大きいです。
青色申告をすることで65万円の特別控除を受けることができます。節税をしたいのであれば、絶対に青色申告をした方がお得!
こういった経理関係の知識もつけておかないと、確定申告シーズンは血反吐を吐く思いをします。(経験者は語る)
新卒フリーランスになる前にやっておくべきこと⑤:お金を事前に貯めておこう。
「フリーランスになったー!」と喜んでいても、初月からうまく確約したお金が入ってくることはありません。
なので、最初3ヶ月分の生活費は貯蓄しておきましょう。死んじゃいます!
「お金を稼げませんでした」→「貯蓄なくなりました」→「死亡」の流れは
それこそ自己管理ができていない証拠です。
まとまったお金が貯まった状態からスタートして、自分の収入が加速するまで生き残りましょう!フリーランスはサバイバルだ!
まとめ
ここまでの記事を読んで、「フリーランスになろう!」っていう人はそのままつき進んでください。
「やっぱやめとこ!」って人もそれでいいと思います。【新卒】ってカードは期間限定だし、企業で働くっていう信用性がとても素敵。(なんなら羨ましいわ!)
けど、フリーランスにも良いところはあって、企業案件で海外行けたり関わる人の枠がなかったり。
その分、「何もかも自分次第」なので、自分を律して生活できる人はこちらの世界へようこそ。って感じです。